2018年の本屋大賞受賞作! 生きづらさを抱えている全ての人に送る物語。
現在、中学・高校生の方から、かつて子どもだった大人にも、幅広く楽しめる超おすすめの小説です。
※実は、オオカミを題材にした絵本は多いんです! 以下の記事もご覧下さい!
大人も楽しめる幼児絵本『ゆうだち』
子どもと一緒楽しく読める絵本『おおかみようちえんにようこそ』
こころが部屋にいると、ある日、突然鏡が光り始めます。
そっと手を伸ばし、光輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、お城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の中学生が彼女を含め7人、集められていました。
「お前たちにはこの城の中で〝願いの部屋〟に入る鍵を探してもらう。見つけたヤツだけが、扉を開けて願いを叶える権利がある」――。目の前に現れた、オオカミの仮面をかぶった女の子・通称〝オオカミさま〟がこう語る。
城が開くのは、今日から3月30日まで。それまでに鍵を見つけなければ、その日をもって鍵は消滅。城は毎日、日本時間の朝9時から夕方5時までしか開かれない。
なぜ、この7人が集められたのか。その共通点は。こころたちは願いが叶えられるのか。全てが明らかになった時、驚きとともに、大きな感動に包まれます。
ファンタジー的な設定が邪魔をするかと思いきや、私はそんなことありませんでした。
こころだけが主人公と思って読み進めると、登場人物全員を主役として取り上げており、細かな伏線とともに、人物背景までしっかり回収。素直に各登場人物の雰囲気もイメージを膨らませながら、読めます。
読後感もすごくいい!
本の中に流れる時間がとても優しく感じられて、思春期独特の空気を読む感じが伝わります。
現在、中学・高校生の方から、かつて子どもだった大人にも、幅広く楽しめる超おすすめの小説です。
※実は、オオカミを題材にした絵本は多いんです! 以下の記事もご覧下さい!
大人も楽しめる幼児絵本『ゆうだち』
子どもと一緒楽しく読める絵本『おおかみようちえんにようこそ』
不登校の中学生らが結んだ感動の絆
本書は、ある出来事が原因で、学校に行くことができなくなり、家に閉じこもって過ごすようになった、中学1年生のこころという女の子が主人公のお話。こころが部屋にいると、ある日、突然鏡が光り始めます。
そっと手を伸ばし、光輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、お城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の中学生が彼女を含め7人、集められていました。
「お前たちにはこの城の中で〝願いの部屋〟に入る鍵を探してもらう。見つけたヤツだけが、扉を開けて願いを叶える権利がある」――。目の前に現れた、オオカミの仮面をかぶった女の子・通称〝オオカミさま〟がこう語る。
城が開くのは、今日から3月30日まで。それまでに鍵を見つけなければ、その日をもって鍵は消滅。城は毎日、日本時間の朝9時から夕方5時までしか開かれない。
なぜ、この7人が集められたのか。その共通点は。こころたちは願いが叶えられるのか。全てが明らかになった時、驚きとともに、大きな感動に包まれます。
<見どころ>
はじめから、どっぷり感情移入して、最後まで読んでもらいたい作品です。ファンタジー的な設定が邪魔をするかと思いきや、私はそんなことありませんでした。
こころだけが主人公と思って読み進めると、登場人物全員を主役として取り上げており、細かな伏線とともに、人物背景までしっかり回収。素直に各登場人物の雰囲気もイメージを膨らませながら、読めます。
読後感もすごくいい!
本の中に流れる時間がとても優しく感じられて、思春期独特の空気を読む感じが伝わります。
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