しぐさで、うさゴコロを知る
うさぎは声帯がないので鳴かないんですよ。知りませんでした。
これまで実家で犬や猫、ハムスター、インコ、カメ、金魚と様々な動物を飼ってきたことがありましたが、うさぎを飼ったことはなかったんです。
ですが、娘にどうしてもペットを飼いたいとせがまれて、うさぎを飼うことになりました。
はじめての動物なので知らないことばかり。不安もありましたが、あれからもう1年以上が経ちました。
「小学校にあがったらねー」とうさぎを家族として迎えるまでの間、勉強のために購入したのが、この『うさ語レッスン帖』(監修:中山ますみ、イラスト:大賀一五)です。
よくある写真メインの飼育書と違い、読み物的な本ですが、毎日数ページずつ読み聞かせの代わりに娘と2人で読み進めて、何度も何度も読み直しました。
かわいいイラストもたくさんあったし、「なるほどー」と思うことばかりだったので、意外とサクサク読めます。
予習をバッチリしたおかげで、いざ飼い始めたら、娘も「これはうさぎがびっくりしているときなんだよー」など、気持ちが分かるようになっていました。
それに当時、幼稚園生だったけど、好きなことだったので知識をどんどん吸収していって、子どもってすごいなぁと感じました。
イラストがかわいい
この本の何がいいかというと、大賀一五さんのイラスト。とにかくかわいいんです。
時折、大賀さんが書いた四コマ漫画も、はさまれていて、飼ったときのイメージが膨らんで、ワクワクしていました。
娘に読み聞かせしているときも、「漫画のところまで読んでー」と一つの区切りにしてたりしました。
実際に飼い始めてからも、あらためて読み直すと「こんなことあるある~」ということばかり。
豊かな感情表現と、かわいらしいしぐさ
冒頭、声帯がないことに驚きましたが、それでもうさぎは感情表現やしぐさが豊かです。
怒ったときは「ブッブーッ」と鼻を鳴らしたり、逆に嬉しい時などは「プゥプゥ」と鳴らしますし、嫌なことがあったりすると、足をダンと踏みならしたりします。
びっくりしたときは、白目をむいて、驚いた表情を見せます。
また、なんといっても、なでられた時に、ぺたーんとなって目を細めて気持ちよさそうにするし、「かまって~」と足元を8の字にグルグル走り回ったりします。
あと表現しにくいのですが、テンションが高い時、スクリューしながら(頭を振りながら?)ピョンと跳ねて走り回ります。へやんぽ(お部屋で散歩)の時、突然するので、びっくりしますが、嬉しい時にすると本書で解説していました。
そんな時には「楽しいね~」と声掛けするといいそうです。
そして、耳洗いをするしぐさを見られたら、なんか得した気持ちにもなれます。
なんか本の面白さより、うさぎの魅力になってしまいますね。
しぐさの裏にうさぎの本能
うさぎはたまに、穴を掘るようなしぐさをします。
本書によれば、アナウサギとしての本能が出ているのだそうです。
また、怒ったときにする足ダンも、穴にいる仲間に危険を知らせるためだとか。
ブログの名前に
うちのうさぎ、まつげあるんですよ。男の子なのに、キュピーンとした目でとってもかわいらしい。
このブログにも使っている「らあぽ」という名前。実は、飼っているうさぎの名前からとっているんです。
本当は「らら」。だけど、「らら」→「ららぽーと」→「らあぽ」に変化。たまに「ぽー」とか呼んだりして。
飼育書も別で購入しましたが、それには載っていない、うさぎの魅力満載です。飼っている人も、これから飼う人にもおすすめです。
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