友だちを思う気持ちはそれぞれ 小学校低学年向け本『ともだちはアリクイ』(作・村上しいこ/絵・田中六大)

2019年7月6日土曜日

小学校 小学校低学年 村上しいこ 田中六大 友だち

t f B! P L
手をつなぐ子どもたち


■友だちを思う気持ちはそれぞれ

頂いた本。
いろいろな性格のお友だちがいて、様々考え方や人を思いやる気持ちも人それぞれ違います。

このため、行き違いもあったりするけど、そうやって人付き合いを覚えていくのかなと思います。

全くの絵本ではなく文章多めで少し読ませる構成となっていますが、大きい字なので読み聞かせもできます。


アリクイ・よしおくんの田舎行き阻止大作戦

人間の子どもしのぶと、友だちのワニ・きよしくんのお話シリーズ。

新しい友だちは、アリクイのよしだくんです。
よしだくんは、自分の気持ちを伝えるのが苦手。

そんなよしだくんを鍛え直そうと、田舎のある山へ連れて帰ろうとする、おばあちゃんがさふぁり町にやってくる!

田舎行きを阻止するため、しのぶが作戦を考えたが……。


■登場人物


しのぶ…人間の男の子。
きよし…一見乱暴そうでけど、心優しいワニ。
よしだ…気の弱いアリクイ。アリクイだけどアリが苦手。


<見どころ・感想>

■きよしのダジャレと先走った行動に注目


「ほら、アリクイなら、アリ、くってみそしる」
「もう、あんなこといわないから、ゆるしてくりごはん」

ワニという外見と、KYな言葉遣い。そしてダジャレが好き。深く考えず、良かれと思って友だちの嫌がることをしちゃう。こんな小学生いるなぁ。

男の子に読み聞かせすると、すごく喜びそうな本です。


■気になるアリ味、セミ味、ミミズ味のマヨネーズ

よしだくんのおばあちゃんは、厳しくてちょっと昔がたき。山で暮らしているから、今でもアリを食べているかと思ったら、食べていないそう。

じゃあ今の流行はというと……。
アリ味、セミ味、ミミズ味のマヨネーズ!

ちょっと想像したくない味ですね。

『ともだちはアリクイ』(作・村上しいこ/絵・田中六大)



人気ブログランキングへ

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
時代小説好きの父と、ミステリー小説好きの母の下、幼い頃から本に囲まれて育ちました。その影響もあり、私も赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズから推理小説が好きに。高校生の時に、毎日のようにブックオフに寄って、中古本を買いあさり夢中で読んでました。最近では、石持浅海さん、辻村深月さんも読んでいます。職業柄、勉強のため、毛色の異なる本も手にします。ブクログもやっています→https://booklog.jp/users/47744715b09cce08

ブログ アーカイブ

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ

QooQ