■友だちを思う気持ちはそれぞれ
頂いた本。いろいろな性格のお友だちがいて、様々考え方や人を思いやる気持ちも人それぞれ違います。
このため、行き違いもあったりするけど、そうやって人付き合いを覚えていくのかなと思います。
全くの絵本ではなく文章多めで少し読ませる構成となっていますが、大きい字なので読み聞かせもできます。
アリクイ・よしおくんの田舎行き阻止大作戦
人間の子どもしのぶと、友だちのワニ・きよしくんのお話シリーズ。新しい友だちは、アリクイのよしだくんです。
よしだくんは、自分の気持ちを伝えるのが苦手。
そんなよしだくんを鍛え直そうと、田舎のある山へ連れて帰ろうとする、おばあちゃんがさふぁり町にやってくる!
田舎行きを阻止するため、しのぶが作戦を考えたが……。
■登場人物
しのぶ…人間の男の子。
きよし…一見乱暴そうでけど、心優しいワニ。
よしだ…気の弱いアリクイ。アリクイだけどアリが苦手。
<見どころ・感想>
■きよしのダジャレと先走った行動に注目
「ほら、アリクイなら、アリ、くってみそしる」
「もう、あんなこといわないから、ゆるしてくりごはん」
ワニという外見と、KYな言葉遣い。そしてダジャレが好き。深く考えず、良かれと思って友だちの嫌がることをしちゃう。こんな小学生いるなぁ。
男の子に読み聞かせすると、すごく喜びそうな本です。
■気になるアリ味、セミ味、ミミズ味のマヨネーズ
よしだくんのおばあちゃんは、厳しくてちょっと昔がたき。山で暮らしているから、今でもアリを食べているかと思ったら、食べていないそう。じゃあ今の流行はというと……。
アリ味、セミ味、ミミズ味のマヨネーズ!
ちょっと想像したくない味ですね。
『ともだちはアリクイ』(作・村上しいこ/絵・田中六大)
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