特別な日をありえない非日常で楽しむ。小学校低学年『たんじょう会はきょうりゅうをよんで』(作・如月かずさ/絵・石井聖岳)

2019年7月8日月曜日

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■特別な日をありえない非日常で楽しむ


〝ほんかくてきな〟ものを開こうと、招待状までつくった誕生会。
この特別な日をとびきり楽しもうと演出したけど、それ以上に、非日常なことが起こって、本当の意味で特別な日になったお話です。



招待状を受け取ったのは、きょうりゅうさん!

「いらっしゃいませ、招待状を……」
その挨拶の途中で、声が出せなくなってしまった。ドアの向こうに、とんでもない相手がいたからだーー。

友達の、ちいくんに招待状を送ったはずなのに、なぜかきょうりゅうさんに届いちゃった!?

しかも、そのきょうりゅうさん。初めて誕生会にお呼ばれしたので、大ハリキリでいろいろ準備してきたようです。

追い返すわけにもいかず、仕方なく中に入れると、来てくれた他のお友だちはみんな、驚いて帰っていってしまいました。

せっかくの誕生日会が台無しだと思っていたけれど……。


<見どころ・感想>

■見た目とのギャップが愛らしい


まずは格好。
手品師みたいなシルクハットを頭にちょこんと乗せて、おしゃれなチョッキに、蝶ネクタイをしています。

そして、言葉遣いも食事マナーも丁寧。この日に向けて勉強したというのです。

でも、なぜか食事は口の右側でもぐもぐ。ピラフも、サンドイッチも、からあげも。
その理由は、なんと左に虫歯があったからでした。

不器用で見た目は恐竜だけど、お誕生会を盛り上げようと真面目な姿が愛らしい。

■招待状が届いちゃったカラクリ


ところで、なぜ、きょうりゅうくんのところに招待状が届いたのでしょうか。

その答えは、招待状のおりがみの飾りがヒントとなります。
自分に届く郵便物も同じようなことありそうだなぁと思います。

■突然の来訪者にも驚かないお母さん


あと、読んでて面白いのが、突然、きょうりゅうが訪れてきても平然としているお母さん。「その椅子だと小さすぎるかしら」なんてことを心配したりします。

そんなところも注目点。

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自己紹介

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時代小説好きの父と、ミステリー小説好きの母の下、幼い頃から本に囲まれて育ちました。その影響もあり、私も赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズから推理小説が好きに。高校生の時に、毎日のようにブックオフに寄って、中古本を買いあさり夢中で読んでました。最近では、石持浅海さん、辻村深月さんも読んでいます。職業柄、勉強のため、毛色の異なる本も手にします。ブクログもやっています→https://booklog.jp/users/47744715b09cce08

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