落語のようなお話。小学校低学年絵本『えんまとおっかさん』(作・内田麟太郎/絵・山本孝)

2019年7月16日火曜日

絵本 小学校 小学校低学年 低学年 内田麟太郎

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空と道路




■落語のようなお話

娘が学校で借りてきた絵本。
これこの前、読まなかったっけ? 借りてきたのは今回で、2回目です。怖い絵が表紙なのに、よく借りてきたなと思いましたが、中身は落語に出てくるようなお話です。


絵を描いた人は違いますが、作者は「ともだちシリーズ」の内田麟太郎さんです!

※こちらもオススメ小学生低学年絵本『ごめんね ともだち』(作・内田麟太郎)


母を恋しがる、えんまのお話

「お母さんに会いたい」――。
地獄のえんまは、一番最初に生まれ、一番最初に死んだので、お母さんがいません。

そのため、人知れず母を恋しがっていました。

そんなある日、えんまが思い描いていた母親像と重なる老女が、家来の鬼に連れられて目の前に現れました。

ところが、この老女は、とんでもない悪人のおばあさん。
自ら自身が犯した悪さを自慢げに話します。

ここは地獄行きへの審判を下す場所。
助けたい一心のえんまは、手を変え、品を変え聞き直しますが、出てくる返事はものすごい悪事の山。そのたびに、えんまは母が地獄で苦しむ姿を思い浮かべ、悲痛な思いを抱きます。

いくら何でも、ここまで悪さをしていたら、どうにもできない――。
そう思ったえんまが、あみださまに最後に助け船を求めます。

結局、老女の〝二枚舌〟を一枚引っこ抜き、お盆期間ということもあり、この世に戻しましたとさ。


<見どころ・感想>

■母を恋しむえんまと、困まり顔の鬼たち

「これでいいんでしょ」。こういう鬼たちに、オッケーとサインを出すえんま。

最後のページでは、耳かきをしてもらう姿も。
ギャップがありすぎで笑えます。

■迫力のある絵

小さい子どもだと、表紙の絵が迫力ありすぎて、怖いお話かと引いてしまうかも。

それと、二枚舌とか、お盆とかの話は難しくて理解できるかなと思いました。それでも、楽しく読めました。


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内田 麟太郎
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時代小説好きの父と、ミステリー小説好きの母の下、幼い頃から本に囲まれて育ちました。その影響もあり、私も赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズから推理小説が好きに。高校生の時に、毎日のようにブックオフに寄って、中古本を買いあさり夢中で読んでました。最近では、石持浅海さん、辻村深月さんも読んでいます。職業柄、勉強のため、毛色の異なる本も手にします。ブクログもやっています→https://booklog.jp/users/47744715b09cce08

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