【番外編】調べる力が身につく必見の書『必要な情報を手に入れるプロのコツ』(著・喜多あおい)

2019年6月27日木曜日

リサーチャー 喜多あおい 検索 情報活用術 情報収集術

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<内容>

テレビ番組リサーチャーの喜多あおいさんが、いつもの検索だけでは手に入らない情報収集・活用術について教えてくれています。



リサーチャーとは、番組制作者から依頼を受け、テレビ番組製作に必要となる多様な情報を収集し、提供する仕事。

情報バラエティーやクイズ、ドラマ、ドキュメンタリーと、「この人のおかげで回っている」(放送作家・鈴木おさむ氏)のだとか。

本書では、情報収集術として、どうやって「書籍」で切り口を手に入れるのか、求める記事を見つけるコツ、集めた資料を〝情報〟に変える方法などビジネスマンにも役立つ、プロのリサーチ技術が学べます。


<見どころ>

求める記事を見つけるコツとして、〝自分で架空の記事を書いてみる〟ことに触れています。

それはインターネット上では、記事がどのように表現されているかを考えてみるということです。

その事例として挙げられているのが「スーパーキッズを探してほしい」というお題。

「スーパーキッズ」「天才児」……と、いろいろ思いつくけど、実際にその言葉を使っている記事はそれほど多くありません。

では、どんな表現を使うか。

「5歳なのにバーベルを持ち上げる」

ここで一番大事なキーワードが〝なのに〟。
「子ども」×「なのに」
「小学生」×「なのに」……と検索をかけてみる。

なるほど。

確かにグーグルでニュース検索する時、「政府は●日、~を発表した」と想定して、
「政府」×「発表した」と打ち込めば、時事検索にも活用できます。

このほか、プロが実践するノートとメモの作り方などがあり、いろいろ参考になりました。

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自己紹介

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時代小説好きの父と、ミステリー小説好きの母の下、幼い頃から本に囲まれて育ちました。その影響もあり、私も赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズから推理小説が好きに。高校生の時に、毎日のようにブックオフに寄って、中古本を買いあさり夢中で読んでました。最近では、石持浅海さん、辻村深月さんも読んでいます。職業柄、勉強のため、毛色の異なる本も手にします。ブクログもやっています→https://booklog.jp/users/47744715b09cce08

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