子どもの知育に将棋はどうでしょう!はじめての将棋絵本『しょうぎのくにで あそぼう』(作・中倉彰子=女流棋士、絵・福山知沙)

2019年8月16日金曜日

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子どもの知育に将棋はどうでしょう


「小さい頃から将棋をやっていると、頭が良くなるかしら」「知育によさそう」——。そう考えているママ・パパにおすすめなのが、はじめての将棋絵本『しょうぎのくにで あそぼう』(作・中倉彰子=女流棋士、絵・福山知沙)です。





私も娘と一緒に、将棋を学んでみたいと手に取ってみました。

実は、娘は私の影響でどちらかというと、チェスの方が好き。駒も複雑な動きをしないし、「みんなやらなそうで自慢できるから」だそうです 笑

これをきっかけに、二人で将棋もさせるようになりたいな。ところで、将棋って小さい子どもの知育に効果あるのかしら。


将棋のイロハが分かる


絵本は、物語になっていて、あゆみちゃんとしょうくんが、しょうぎの国の王様に、将棋のイロハ教わりながら話が進んでいきます。

そうやって、物語を読み進めていくと、自然とルールや駒の動きを覚えることができるようになっています。


動きをイメージしたキャライラスト


将棋の駒ってどう動かすのかイメージつきにくいですよね。私もなんとなくしか覚えていません。いい加減覚えろよと思いますが。

でもこの絵本では、キャラ設定が動きのイメージがつきやすいイラストに描かれています。駒が「ふうくん」(歩兵)、「きんこちゃん」(金将)、「ぎんこちゃん」(銀将)、「けいまーくん」(桂馬)、「きょうこねえさん」(香車)、「かっくん」(角行)、「ひしゃお」(飛車)など、かわいいキャラクターになっています。

例えば、きんこちゃん。「きのこの形に動けるのよ」と話します。また、ローラースケートを履いているきょうこねえさん。ホッピングで遊ぶのが好きなけいまーくん。いろいろ考えられています。


子育て中のママが作製


この絵本が小さなお子さんにも分かりやすく描かれていることを紹介してきましたが、それもそのはず、絵本をつくった二人が子育て中のママだそうです。

作者の中倉さんは1991、92年女流アマ将棋名人戦で連続優勝後、94年にプロデビュー。NHK杯将棋トーナメントのテレビ番組の司会などでも活躍しており、子どもを対象とした書籍も多数出しています。

イラストを担当した福山さんはNHK前橋放送局でキャスター・リポーターを勤めた後、フリーアナウンサーとして活動している方。NHKーEテレ「囲碁将棋フォーカス」の司会を担当を機に、将棋タイトル戦関連の式典の司会なども務めています。イラストが描けるアナウンサーって珍しいですよね。


そもそも将棋でめっちゃ負けたイメージが払拭できんが


将棋といえば、田舎のじいちゃんが一度だけさしてくれたな。駒の動かし方もろくに知らないのに、めちゃくそにやられたけど。じいちゃん、強ぇなって。昔はゲームと言えば将棋だからか。

あと親父も小さい頃、オセロとかやってくれたことあったけど、手加減なかった。せめて、こうやると勝てるよとか教えてもらいたかった。だから当時は、オセロも将棋も面白くなかったし。

一方、自分も娘にほとんど手加減しないですけど。でも、こうするとうまく勝てるよってのは、教えているつもりですけど。それでもチェスやろうとか声を掛けてくる娘は素質あるんじゃなかろうか。親バカですけど。


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時代小説好きの父と、ミステリー小説好きの母の下、幼い頃から本に囲まれて育ちました。その影響もあり、私も赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズから推理小説が好きに。高校生の時に、毎日のようにブックオフに寄って、中古本を買いあさり夢中で読んでました。最近では、石持浅海さん、辻村深月さんも読んでいます。職業柄、勉強のため、毛色の異なる本も手にします。ブクログもやっています→https://booklog.jp/users/47744715b09cce08

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