夏休み読みたいと思って図書館で借りてきた本、第二弾。
掘り出し物を見つけるのがうまい娘。ナイス!チョイス。勝手に、何コレ超面白い!夏休みに読みたい絵本を紹介します。
『うしろのダメラ』(著・あきやま ただし)
またまた、娘があきやまただしさんの絵本をチョイスしました。
なかなか自信が持てなくて、友だちの輪に加わるのが苦手な人におすすめです。それが、『うしろのダメラ』(著・あきやま ただし)。
サクッと読めるし、読み聞かせしやすい絵本です。
■実はツワモノのかいじゅうくん
「ぼく、ダメなかいじゅうだもん」。こういってみんなと遊ぼうとしないダメラ。気づかれないようにみんなの近くにいて、みんなが遊んでいるのをじっと遠くで見ている方がらくちんだし。
でも、あるとき、友だちはダメラに声を掛けました。「みんなで競争しようよ。ダメラくんも一緒に」。「えっ僕に気づいちゃったの?」。こうダメラは思いましたが、仕方なく一緒にかけっこをしました。
すると――。
実は走るのも速いし、火を吹けば一番大きな炎を吐けるし、大きな岩も軽々持てる怪力の持ち主だったりします。
そうです。
ダメなかいじゅうと思っていたのは、本人だけだったのです。それに友だちは、ダメラとも仲良くなりたいと思っていました。
陰からじっみているダメラの絵も面白い。
『はなくそにんじゃ』(著・よしむらあきこ)
はなをほじりすぎてませんか?そんな人におすすめ(?)なのが、『はなくそにんじゃ』(著・よしむらあきこ)です。
はなくそが、鼻の中でどんなふうにできていくのか、はなくその役割などが、ユニークな絵とわかりやすい文章で楽しく学べます。
■はなくそを真面目に学べる
「おぬし、はなをほじりすぎじゃ」。
こう言って登場する、はなくそにんじゃと一緒に、鼻とのどの中で冒険するお話。
はなげくんもゆらゆらしてるし、絵も可愛くて、面白いけど中身は意外と真面目で勉強になります。
「ばい菌を集めるなんてすごーい!」「え、そうかなぁ」。のどちんこさんが、はなみずを褒めてのせるところが可愛いらしい。
『むしばあちゃん』(作・苅田澄子、絵・おかべ りか)
歯は大事だよ。そして、寝る前に歯磨きもマジ大事だよ。
やんないと、むしばあちゃんが暴れ出すよ。
歯磨きが嫌いな子どもに読み聞かせしたいけど、いい本ない?って方におすすめなのが、
『むしばあちゃん』(作・苅田澄子、絵・おかべ りか)です。
ばあちゃんなのが、新しいな。
■「むしばあちゃん」と「いればあちゃん」のやりとりオモロ
みんなが寝ている間に、歯をピカピカに掃除してくれる「むしばあちゃん」。みんなの口の中にいます。でも、お菓子ばかり食べて、ちゃんと歯みがきしないと、いつもおしとやかで、きれい好きの「むしばあちゃん」が暴れ出す!
表紙裏に書いてある「むしばあちゃん」と「いればあちゃん」のやりとりが面白い。
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