昔何かの本で書いてあったことを思い出した。戦略って選択と集中だと。つまり、限られた力をどこに注ぎ、最大限の結果を出すか。この本は、そんなようなことにつながるのかと思った。
タイトルに引かれ、図書館で借りた本。
勉強になったので、以下、自分メモとして要約を残したいと思います。
▼『引き算する勇気 会社を強くする逆転発想』(著・岩崎邦彦)
■シンプル・イズ・ベスト
アップルやスターバックス、無印良品など有名な大企業はみんなシンプルさを追求した
引き算企業。シンプルに無駄をそぎ落としていくからこそ魅力が磨かれる。
業績が悪いから、あれもこれも機能を追加していく〝足し算〟では、その魅力が失われてしまう。資源が限られた小さな会社、小さな町こそ、勇気を持って引き算しよう。本書では、このようなことが説かれています。
シンプル・イズ・ベスト。この言葉に尽きる。
魅力を高めるために、注力するモノを絞る。そして、コトで広げる。ーー引き算して、掛け算することにも触れています。
例えば、お茶。良質なものに絞る。その上で、そのお茶にピッタリの和菓子、空間などをセットにする。それが掛け算と言うことらしい。
間違ってもここで、コーヒーを〝足す〟、スパゲティを〝足す〟という足し算発想ではいけない。売りをお茶に絞るのであれば、その魅力を引き出す掛け算をするということ。
■著者情報
岩崎邦彦(いわさき・くにひこ)静岡県立大学教授・地域経営研究センター長。国民金融公庫、東京都庁、長崎大学経済学部助教授など経て現職。専攻はマーケティング。静岡県地域づくりアドバイザーなどの主な社会活動も行っている。
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