■自分を取り戻す方法のヒントがココに
なんだか最近、他人に合わせてばかりで疲れるなと感じていませんか?
ちょっと自分らしくないかもと思うことが多くなったら、この本を読むと少しは紛れるかも知れません。
そこで、今回紹介するのは、カエルくんとガマくんのやりとりが楽しい『がまくんとかえるくん』の作家、アーノルド・ローベルさんの絵本。
文字が多めですが、絵もユニークでなんと言ってもやりとりが面白い。
■こだわりの強い虫たちへの対応力に注目
「朝、最高!」とばかりに、朝の良さをやたらと勧めてくる虫たち。りんごに住み着いたあおむしくん。きれい好きすぎるいえばえ。きまりを押し付ける蚊。ルーティンをきっちりやりたい3匹のチョウたち。「飛べないなんてかわいそう」と勝手にあわれんでくるとんぼ。
娘と読んでいて、「こだわりが強くて、面倒なやつばかりだね」と話していました。
でも、待てよ。
ここに出てくる虫たちのような人結構いるな。
そこで、きりぎりすくんの対応は素晴らしい。
ある時は「でも昼も夜も良いよね」とはっきり自分の意見言ったり、年長者のきまりを守るふりをしてやり過ごしたり。
そのせいで相手に「お前は仲間じゃないな!」とつまはじきにされても、きりぎりすくんは、すっとまた自分の道を歩き出します。
そうすれば、新しい人や発見があることを知っているから。
絵本だけど、疲れた大人も読んでほしい本。
0 件のコメント:
コメントを投稿